地域密着型通所介護、4割超が赤字 事業所規模で経営に差
6月28日、福祉医療機構が2017年度における通所介護の経営実態を分析したレポートを公表し、小規模の地域密着型通所介護で全体の45.5%が赤字であることが判明しました。
利用者1人1日あたりのサービス活動収益では赤字の事務所が9,537円、黒字の事業所が9,922円と差が見られ、年間約657万円の開きが出ています。
なお大規模経営の施設は赤字の割合が約15%であり、小規模施設とは経営にも差が出ています。
小規模施設は相対的に人件費率が高く、利用率が低い傾向がみられます。