社会保障費の膨張、2040年には190兆円に-政府推計
5月21日に行われた経済財政諮問会議において、高齢者の人口がピークに近づくとされている2040年度に向けて社会保障費の将来推計を公表しました。
将来推計では医療・介護・年金などの給付費は約190兆円にものぼり、今年度の約1.6倍に膨張するとの見通しを立てています。
また、国内総生産に占める割合も今年度の21.5%~24.0%に上昇する見通しです。
厚生労働省の担当者は医療・介護の給付費の伸びが特に大きく、今後の帰趨を決めるのは医療・介護分野だと述べています。