『老衰』が脳血管疾患を抜き死因3位に、高齢化などが要因
厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2018年の死因1位はがん、2位は心疾患、3位は老衰であることが分かりました。
これまで老衰が3大死因の中に含まれたのは1960年代以降初めてのこと。
戦後をピークに減少を続けてきた老衰は、2000年以降から増加に転じています。
医療サービスのレベルが挙がったこと、長寿の方が増えたことなどが要因として考えられています。
なお、老衰による死亡は年齢が高くなればなるほど多くなる傾向で、95歳以上の死因1位は老衰となっています。